形・組太刀
◆大小詰以降は山内派伝承技法と口伝に、山本宅治先生他、古老の先生方の講習と教傳、神傳流秘書・居合兵法極意秘訣等による22代・23代が遺された研究を基にして、24代が流派の古傳書通りの教えを基本に稽古業に構築したものである。 (例えば、颪の業に付随して山内派に伝承される柄取の業が多々ある。これは稽古業であり、山内派の根元之巻伝書に記載されている業ではないが、(柄を取られしときに、口伝「の」の字を描く操刀法の柄取は、大小詰の業の中にある骨防返に見られる技法というように)稽古の上で知っておいた方が良いものが、傳書外にも個々の業として当会には数多く存在している。
無雙直傳英信流居合之形
【太刀打之位(形) 七本】
・出 合
・拳 取
・絶妙剣
・独妙剣
・鍔 留
・受 流
・真 方
古傳之形
【太刀打之位】
一本目 出 合
二本目 附 入 (附込)
三本目 請 流
四本目 請 入
五本目 月 影
六本目 水月刀
七本目 絶妙剣
八本目 独妙剣
九本目 心妙剣
十本目 打 込
【詰合之位】
一本目 八 相
二本目 拳 取
三本目 岩 浪
四本目 八重垣
五本目 鱗 返
六本目 位 弛
七本目 燕 返
八本目 眼関落
九本目 水月刀
十本目 霞 剣
十一本目 討 込
【大小詰】
一本目 抱 詰
二本目 骨防扱(返)
三本目 柄 留
四本目 小手留
五本目 胸 留
六本目 右 伏
七本目 左 伏
八本目 山影詰
【大小立詰】
一本目 〆 捕
二本目 骨防返
三本目 鍔打返
四本目 袖摺返
五本目 蜻蛉返
六本目 乱 曲
七本目 電光石火
【大剣取】
一本目 無 剣
二本目 水 石
三本目 外 石
四本目 鉄 石
五本目 栄 眼
六本目 栄 月
七本目 山 風
八本目 橇 橋
九本目 雷 電
十本目 水 月
【小太刀之位】
一本目 左請眼
二本目 右請眼
三本目 中請眼
四本目 當中劔
五本目 下段ノ弛
六本目 上段ノ弛